PINK TOURMALINE
−ピンクトルマリン−
虹⾊のトルマリン
トルマリンは、10月の誕生石としてこれまで親しまれてきました。トルマリンの最大の特徴は色にあります。もっとも色のバラエティが高い宝石として、ピンク、橙、黄、緑、青、藍、紫と虹色を持つ性質があります。その性質から、16世紀まではルビー、エメラルドと間違われていたこともあるといわれています。現在ジュエリーショップで多く見られるのは、ピンク色のピンクトルマリンがほとんどです。
バイ・カラー・トルマリン
虹色を持つトルマリンですが、ひとつの結晶から異なる色が現れることもあります。例えば、上下で全く色の異なる結晶があります。その2色をうまくいかしたカットを施すことで2色持ちのトルマリンが出来上がります。神秘的で美しく、これをバイ・カラー・トルマリンといい、希少性が高く高値で流通されます。
パライバ・トルマリン
トルマリンの中でも、最も美しいといわれるのが「パライバ・トルマリン」です。世界中で唯一ブラジルのパライバ州でのみ産出することができるパライバ・トルマリンですが、現在ではほとんど産出されてないと言われるほど希少価値が高くもっとも高価なトルマリンです。幻想的で非常に鮮やかなネオンブルーは他の宝石にはない美しさです。