PERL
−パール−
⼈類最古の宝⽯
パール
パール(真珠)は、6⽉の誕⽣⽯としてこれまで親しまれてきました。古代インドの神話によると、神への供え物として海からとれた真珠を贈り、神はそれを⼼に飾ったと云われています。パールはもともと⼆枚⾙の中で特定の種により、⾙の体内でつくられます。⾙の種類によって⾊・形・⼤きさは異なりますが、⽩くパール特有の美しさが⾒られるアコヤパールはもっとも⼈気があります。
パールの品質
パールの品質を⾒分けるポイントは6つあります。⼤きさ・形・巻き(層の厚さ)・キズ・⾊・テリ(光沢)の6つが品質を左右します。⼤きさは価格を決定する上で重要なポイントになりますが、⾊については、好みや使⽤⽬的でお選びすることをおすすめします。
普段使いとして⼼配はないが、強い衝撃を与えると⽋ける可能性があるため、⼤粒のものは特に気をつけて⾝につける必要があります。メンテナンスとしては、ジュエリークロスでから拭き程度で問題ありません。汚れが⽬⽴つ場合は、やわらかい⻭ブラシで洗浄することをおすすめします。
パールの種類
パールの種類パールの種類としては、アコヤパール、シロチョウ、クロチョウなどがあり、種類によって産出国や、⾊、⼤きさは異なります。また、アコヤパールは⽇本が主な産出国ですが、その他の種類のほとんどは輸⼊によるものです。⾙の種類によってパールの性質は異なるため、特徴をおさえてお好みのものを選びましょう。
アコヤパール
アコヤパールは、主に愛媛、三重、⻑崎、熊本で産出される⽇本産の真珠です。ホワイト系をベースに、淡いピンクや、イエローなど種類はさまざまです。⼀般的にパールといえば、このアコヤパールを指します。⼤きさは、10㎜以下のものが
ほとんどで、10㎜を越えるものは⾼価になります。きめの細かい美しいテリは、もっとも⼈気のある由縁です。
⽩蝶⾙ −シロチョウ−
シルバー系
⽩蝶⾙は、⾙の中でももっとも⼤きな⾙殻をもつ種類です。⾙を左右に開いて⾒た時に⽩い蝶が⽻を広げているように⾒えることからついた名前だといわれています。主にオーストラリアの温暖な地域に⽣息します。シルバー系や、ホワイト系の⾊味をもつパールがあります。
ゴールド系
⽩蝶⾙の中には、ゴールド系の⾊をもつ種類もあります。⽣息地は主にインドネシア、フィリピンと⽣息地が異なります。シロチョウの最⼤の魅⼒はアコヤパールにはない⼤きさです。3㎜〜10㎜のものがほとんどのアコヤパールに対してシロチョウは20㎜まで成⻑するといわれています。
黒蝶⾙ −クロチョウ−
グリーン系
黒蝶⾙は、緑がかった黒⾊がベースカラーになりますが、⾒る⾓度によってはグリーン、レッド、ブルーなど、カラーバリエーションのある種類になります。主に温暖であるタヒチに⽣息しています。
ピーコックグリーン
黒蝶⾙の中でももっとも美しいといわれるのが、「ピーコックグリーン」です。まるで孔雀の⽻のような⾊みは幻想的で美しく、⾼く評価されます。