1967年に登場した「62GS」を現代的に解釈したデザインをベースに、日本の季節の移ろいをダイヤルに表現。二十四節気の一つ「春分」が過ぎ、風に舞い散った桜の花びらが川の水面を覆う「花筏（はないかだ）」の美しい情景を切り取っています。散りゆく桜さえも愛でる日本独自の感性が、腕元で静かに息づきます。

グレイッシュなピンクが紡ぐ、華やぎのひと時

岩肌のような繊細なパターンと、淡くグレイッシュなピンク色。この絶妙な配色が、水面を流れる花びらの重なりを表現しています。時計に目をやるたびに、日本の春が持つ穏やかで華やかな空気が、持ち主の心を癒してくれます。

匠の技が宿る、静かなる「時の流れ」

ムーブメントには「信州 時の匠工房」で熟練の職人によって組み立てられたスプリングドライブ「キャリバー9R65」を搭載。秒針がダイヤルの上を滑らかに動く「スイープ運針」は、移ろいゆく季節の連続性を象徴するかのようです。