プラチナ∕PLATINUM について

 

 

「地球上で最も希少な貴⾦属」

 

プラチナの歴史は、⾦と⽐べると⾮常に浅くこれまでに採掘されたのは、約6000トンと⾔われています。地球上のプラチナを全て合わせても1万5千トン程度と⾔われ、⾦と⽐べると20倍近くも希少価値が⾼く、採掘では1トンの鉱⽯からわずか3グラムしか採ることのできない「地球上で最も希少な貴⾦属」と⾔えます。
指輪⼀本分に対して使⽤されるプラチナは、3グラム程度といわれることからいかに困難な採掘作業であることか容易に想像がつくことでしょう。

 

 

「どうしてプラチナが使われる？」

 

プラチナは、熱や酸化に強く、貴⾦属の中で最も変⾊しにくく、まさに「⼀⽣物として」ふさわしい特性があります。気品のある美しい輝きと、粘り気が⾼い性質上、宝⽯をしっかり⽯留めできることや、サイズ直しなどの加⼯もしやすく永きに渡り使⽤しやすいのが、プラチナジュエリーです。ブライダルジュエリーで最も⼈気があるマテリアルもこの「プラチナ」です。また、⼀般的にプラチナを使⽤したジュエリーは、Pt850（約85%）以上と、⾼純度であることから混ぜものが少ない純粋なジュエリーと⾔えます。

 

「高純度のプラチナ」

 

プラチナを使⽤したジュエリーは、Pt 850.、Pt 900、 Pt 950など刻印が打刻されます。これはプラチナの純度を表したもので、例えばPt は、純度約85%になります。また、プラチナは柔らかい性質があるため、ジュエリーとしての耐久性を保たせる為に、⼀般的にパラジウムやルテニウムを混ぜ合わせ合⾦します。

 

Pt900	Pt950

 

「純度は見た目は変わる？」

 

プラチナを使⽤したジュエリーは、最低でもPt850（約85%）以上と、きわめて⾼純度であることから、⾁眼で違いが分かるゴールドと⽐べて、Pt 900（約90%）とPt850（約85%）では、ほとんど⾊の違いを⾒つけることはできません。耐久性においても⼤きく変わることはありません。ブライダルジュエリーであれば、より純度の⾼い純粋なプラチナであるPt900（約90%）や、Pt 950（約95%）がポピュラーであるが、カジュアルに⾝につけるファッションジュエリーであれば、リーズナブルであるPt 850（約85%）がおすすめです。